アーティスト系ダメンズがモテるわけ

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M:アーティスト系のモテ男ってなんであんな二股してるやつ多いのかね?!ダメ男だって分かっていながら釣られてる女、多すぎじゃない?

:なにそれ。私のこと言ってんの?私、元夫がそれなんだけど・・・

M:実は私も引っかかったことある・・・マトモな男性がモテるべきなのに、ダメンズの方がモテてしまうことってあるよね・・・

 

先日Mちゃんとこんな話になった。そう言えばこの問題っていつの時代もあるはずなのに未だ解明されていない。なんとかしなければ。勝手な使命感に駆られた私は考えた。これ以上ダメンズに引っかかる女子が増えないように。これ以上マトモな男性がバカを見ることがないように。

 

でもダメンズってなんでモテるのか。なぜ引っかかってしまうのか。モテとはなんなのか。何をしたらモテるのか。ダメンズは、モテ男は、何故モテるのかを紐解いていこう。

 

見た目がイケメンかどうかは関係ない。イケてなくてもそのうち慣れる。

アーティスト系ダメンズって顔がよっぽどじゃなければモテる。いや、顔がよっぽどだったとしても、これらが揃っていたらモテてしまう。モテにおいての7項目を挙げてみました。

 

1.1つのことを極めている

アーティスト系ダメンズとんでもない才能を当然のように持っているのだ。その世界に身を置く立場であれば誰もが羨むような、飛び抜けたそれをごく自然に。その才能をひとたび見せつけられてしまったら、彼をいつまでも近くで見ていたくなるのだ。できることなら工程のすべてを、彼の作り出す世界観の「第1回お披露目会参加」の権利を、独占したい。

 

そして「私の彼ってやばい。こいつとんでもねぇ。すき。」ダメンズに溺れる女の思考はこうだ。自分がやっても到底出来そうにないことを、いとも簡単にやってのけるその姿に何度だって惚れてしまうのだ。

 

\おい!天才がいるぞココに!!これ国宝級だぞ!!/と彼の専属PRかと言うほどに熱くなるのだ。ただ天才と付き合うには一筋縄ではいかない。恋愛マニュアルなどまるで役にも立たない。こっちの用意したあらゆる手法を駆使しても思い通りにはいかず、色んなアクシデントを乗り越えてこっちも頭おかしくなってくると「あなたの周りがたとえ敵だらけになっても私だけは未来永劫絶対に味方でいるから安心して!」という謎の心理状態に。

 

は専属SPさながらの意気込みで彼を悪く言う人間から守ろうとする。それはもうある種の怨念に近い。呪いのような愛。男の才能によって何もかもを見失っている状態に陥ってしまう・・・自覚なしだから怖い。あー怖い怖い。

 
2.来るものを拒まず、去る者を追わず

モテ男の人生はモテに始まりモテに終わるのだ。こっちおいで♡と笑顔を見せれば女の子は簡単に寄って来る。いっぺんにたくさん寄って来ちゃう。そしてここがダメンズの悪いところ。何人来ても拒まない。彼の懐はいつでも開放されているのだ。

そのスタンスがクズ。

女の子の中にはそんな状況に我慢ならなくなって泣きながら去るという正常な判断ができる人もいる。が、しかしダメンズなモテ男はそんなもの追わない。なんか今ちょっと風吹いた?くらいにしか思わないのだ。砂埃立ってるけど、どうせすぐ収まるか~程度。

 

女の子ってちょっとしたことですぐ怒るんだもん困るよね。女の子は笑ってるのが1番可愛いのにね。」って、全く自分には非がないと思っている。実にふざた生き物なのだ。なのに女はエンドレスに寄ってくる。やりきれない。

 
3.素直な心を持っている

簡単に言うとスレてない。たとえ女に追いかけ回されたり刺されそうになったりという波瀾万丈な人生を歩んできていても(まぁ自業自得だけど)基本的に人のことが好きだからか

捻くれずに真っ直ぐに生きていることが多い。自分のしてることが非人道的と頭で理解しているくせに「でもこんなオレのことが好きでしょ?」とか言ったりするんだけど、何故か愛されてしまう。周りもなんかわかんないけど「そうそう。そんな君が好きだよ。」と受け入れてしまっている。

 

愛される1つの理由としては持って生まれた雰囲気だ。彼らは柔らかな毛布みたいな雰囲気を持っている。甘えたらふわりと包んでくれるようなやさしい毛布。疲れた時にふと寄りかかりたくなるような毛布だ。それはふわふわとしていてあったかくて包まれていると安心してしまうほど気持ちがいい。そう。彼らは毛布なのだ。

 

4.愚痴を言わない

男友達といる時はどんな感じか知らないけど、

モテ男は文句や愚痴を不用意に垂らさない。仕事で上司にイラついても満員電車で不快な思いをしても、そんなもの可愛い女の子に聞かせたところで有意義な時間ではないからだ。モテ男は時間の使い方にシビアだ。大人の男性ほど、時間は有限であることを踏まえて行動するためあまりムダがないと言える。愚痴を吐く時間をわざわざ大切な女の子といる時に作るなんてつまらないこと。

 

かと言って、ずっとストレスを抱え込んで気を張ってるわけではなく、そういうときは女の子の胸に甘えるだけで即解決することを知っている。愚痴を吐くよりよっぽど楽しく満たされる時間だ。

 
5.女性にビビってない

優しいんだけどイイ人で止まってしまう人っているでしょ。そういう人に比べると、あっけらかんとワガママを言ったり「え?何がダメなの?」という感じでとにかく全てにおいて自由奔放だったりする。こっちの気持ちなんて全然気にしてないのだ。ご機嫌伺いなんかしたこともないだろう。それは女の子が許してくれることを知っているから。「このくらいなら大丈夫」の際の際を本能的に知っている。実際、許してしまうよね〜。許しちゃうのよ〜。やんなるわ〜。

 

6.甘やかしの天才でもある

自分が好き勝手に振る舞う代わりに女の子を可愛がり甘やかすことは忘れない。その可愛がり方は普通のソレとは全然違って、自分はそんじょそこらの女とは違うと言われているかのような扱いをしてくれるのだ。言い方を変えると、めっちゃ調子に乗らせてくれる。

甘やかしのプロだ。

「ねー私ってもしかしてすごい愛されてる…?こんな愛され方してる女っている…?」いるよ!全然いるよ!オマエだけじゃなくて過去の女たち、みーーーんなそう思わされてるんだよ!

 

こうして「私は誰よりも彼に愛されている」という甘い甘い罠にかけられて彼という世界の住人になってしまう。目が♡マークになった女の洗脳はなかなか解けない。多かれ少なかれ恋愛なんて盲目になるもんなんだ。放って置くしかない。

 

7.判断を鈍らせる優しさと顔

ダメンズ系モテ男がするそれは罪悪感からの気遣い故の優しさではなく・・・なんだろう・・・もう満面の笑みを浮かべてたっぷりと深く優しいのだ。特別扱いをベッタベタにしながらも、たまーに想定外に斜め上からジャブをかましてくるような。そんな感じだ。正直、付き合いながらも「はっ?えっ!?」みたいなこともよくあるのだけど、そんなことは気にしないの。そんなのは大したことないの。

だって顔が好きなんだから。 自分好みの顔ならある程度のことは大して気にならないの。そういうもんなの。

始めはこっちも余裕あるから「お手並み拝見~」とか舐めた気持ちでいるんだけど、優勢だったはずの試合もどっちがコントロールしてるのか見失うことは多々あること。そもそもこんなダメンズに引っかかっている女は自分を見失っているんだけどね。

 

モテ男のスキルはハンパない!!

ダメンズ系モテ男について挙げてきたが、いくつかは一般的なモテ男にも当てはまる。ダメンズに引っかかった覚えのある女の子にはあるあるだっただろう。大体みんなこんな感じだよね。分からない人には全く分からないというのがもどかしい。そしてその人生が羨ましくもある。

 

こういう女の子にとって、ただ優しく話しを聞いてくれるだけの男の人よりも、多少のワガママだったり手がかかったとしても一緒にいる時間に喜怒哀楽を感じる方が人間味に溢れていて、恋愛してる感にも酔えて居心地がいい。ワガママなんて可愛いもんだ。もー仕方ないなーって許せちゃう。それもそれで幸せなのかもしれない。ただし、ダメンズも程度をわきまえてないと捨てられるけどね?

 

こうしている今もダメンズの調子のいい言葉に踊らされ、一喜一憂し、周りからは早く目を覚ませと言われている女の子が世界中にいるだろう、まだダメンズに引っかかったことのない女の子は、本当に気をつけていただきたい。

彼らの餌は類稀なる才能と自分好みの顔と尋常じゃない甘やかし。恐ろしい餌を携えてこちらに笑顔を振りまいてくるのだ。気持ちを強く持ち、張り切って逃げてください。

初デートにラーメンはアリかナシか問題

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初デートがラーメン

ネットで議論された「初デートにサイゼリヤはアリか?」問題。そこはサイゼリヤは避けた方がいい」という結論で幕を閉じたらしいけど「初デートにラーメンはアリか?」問題もあって、これも想像以上にみんなが「初デート」を大事にしていて、どれだけそこに重きを置いているのかが分かった。

「初デート」でこの先が決まると言っても過言ではない。1回こっきりのデートなのか、次に繋がるデートなのか。初回はかっこつけるオレで行くのか、初回から自然体なオレでいくのか。かわいそうだけど、もう男性次第なのかもしれない。男性には心して読んでほしい。アーメン。

「初デート」それは二人の間に立ちはだかる高い壁を作ってしまうのか、将来へつなぐひとすじの道になるのか。

一瞬も油断できない戦いなのかもしれない。

 

 ラーメン大好きだから大あり!!

 

私はたとえ初デートであっても(いいなと思ってる人という前提で考えても)ラーメン大好きだからありかなー。「美味しいラーメン屋さん知ってるから行かない?」ってラフに誘ってくれる方が誘いに乗りやすい。例えばそれが豚骨ラーメンだったら最高なわけ。お気に入りのお店や気になるお店に一緒に行きたいと思ってくれる距離感もうれしい。ただ、すぐ食べ終わっちゃうし、あんま話せないからその後は飲み屋さんに移動したり、ダーツ行ったりして遊びたい!そんな初デートがいい。気兼ねしなくて楽ちんで、単純に楽しそう。今後付き合うと考えたときに日常を想像できるのもいい。

 

しかし友人にも聞いてみると結構否定派も多数いることがわかったのでみなさんにご紹介します。

 

初デートにラーメンってアリ?ナシ?その理由は?

 

A(女):デートしようって言われてLINE送られてきたお店がラーメンだと引く。

でも「ここのラーメン美味しいから一緒に行こう」って誘いならアリかも。

 

S(女):ナシ。お昼ならアリ。夜は中華系居酒屋なら問題ない。

事前に確認なくラーメン屋だったら「全く興味持たれてないなー」って、ガッカリ。

絶対美味しいから食べてみてよー!とかもただの押し付けに感じる。

食べたらすぐ出るお店っていうのが無理。

 

K(女):ナシ。2軒目でステキな所連れてってくれるならアリ。

ラーメンって会話しにくいし、それが気まずい。

あと食べるの遅いから気遣う。店の移動もめんどくさい。

段取り良ければいいけど、次の店見つかんない気まずさとか耐えられない。

 

E(女):私はアリ!でも食べるの遅いからせっかちな人とは無理。

 

M(女):ナシ。ただの友達に思われてるのかもって思う。

ラーメン提案の時点でテンション下がる。初デートは気合入れてほしい。

 

T(女):美味しいラーメン屋ならアリ。2軒目あり前提で!

 

Y(女):ナシ。ラーメン屋ってゆっくり話す雰囲気じゃないし、ラーメンがあんまり好きじゃない。2軒目があっても初デートではなし。

 

M(女):ナシ。ラーメン食べてるときは喋りにくい。 

せっかくのデートはお喋りがしたい!最後にラーメンならアリ。

 

M(女):アリ!ラーメン好きだから!

 

K(女):アリ。お店入るまでに並んだり、ラーメン出てくるまでに待ってる時間で、やっぱ気が合いそうだなーと思ったらそのあとお茶いけるし、やっぱこいつ無いわってなったらそのまま解散できる。

 

T(男):長居できないし個室じゃないからナシ。

初デートだったら1軒目からムード良いとこ行きたい。

 

I(男):ナシ。初デートでは誘わないかな。

 

N(男):アリ。相手が行きたいところなら喜んで行く。

 

S&K(男):ナシ。男は見栄を張りたい生き物だから。

 

S(男): ナシ。最初は食べる量とかスピードがまだ知れてないから。

必要に応じて注文していける場所の方が無難。

 

H(男):アリ。お互いラーメン好きならって前提だけど。

 

U(男):ナシ。私に好意ないのかな?と思わせる可能性がある。

女の子が乙女な感じでもなく、チェーン店じゃなければアリ。

 

K(男):ナシ。ラーメン屋ってゆっくり喋れないから、普通のデートだと避けがち。

ドライブとか、寒いところ行ったとかなら行くかもしれないけど原則避ける。

女の子が受け入れてくれなさそう。でもラーメン一緒に行けるくらいの関係がベストだったりする。

 

T(男):アリ。女性がラーメン好きなら。でも雰囲気が出ないから自分からは誘わない。

 

 

男女10人ずつに聞いた結果

 

 ナシ派:5 アリ派:5

 ナシ派:7 アリ派:3

なんかもうこれってオーディションで、一次審査で書類選考通過した人が、二次審査の実技試験に進むことができるみたいな感じ。進むっていうか、挑む!かな。男性陣は女の子を思いやってるのがわかる回答が目立つ。デートだからね、よく見られたいのはわかる。

でもなんだろうこの切なさ。

私の中のオトコが暴れている。

まずデートに関して、男性から誘うという前提がみんなにしっかりあること。今回私は男女ともに「初デートにラーメンはあり?」としか聞かなかった。ラーメンに誘う?とも、ラーメンに誘われたら?とも聞いてない。でも女性は「誘われる前提」で、男性は「誘う前提」で回答をくれた。このスタンスであと何年やる気なの?もう2018年なんだよ?ラーメンどうこうの話じゃなくなってきた。むしろもうどうでもいい。

 

女の子たちの受け身精神よ、どうしてなんだ。私も一応まだ女だから分かるところもあるんだけど、なんか気に入らない。一度だって自分からデートに誘ったことあんのか!やってみなよドキドキだから!男性の気持ちが分かるよきっと!そして「初デート」に対する異常なハードルも。正直なところ夢見てんじゃねぇと思ってます。 

 

男性サイドとしても「そこは男から誘いたい」という意見ももちろんあるだろうけど「女の子から誘われるのだって全然オッケー!大歓迎!」って意見も多い。

でも女の子はどうなの?

「えー。初デートだからそこは男らしくバシッと誘ってキメてほしいー。」とか言うでしょ?でもラーメン誘ったら総攻撃なんでしょ?

「初デートがラーメンなんてありえない!」「私なんてラーメンぐらいの価値なんでしょ!ぷんぷん!」とか言うでしょ?そーいう人はね、男性が頑張って探したお店でも「えー。なにここなんかちがう。」とか言うんだよ心の中で。

「なんでもいいよ!任せる!」って言っておいてそう言うんだよ(T_T)だからどんどん男性は正解を探りすぎて裏目に出ちゃうんだよ!(私の中のオトコが止まらない。)

 

夢見がち問題。

 

「初デートだもん、ちょっとはかっこつけてほしい!」ってのも分からなくはない。けど、これは「初デート」というものに夢を見すぎてるんじゃないのか。諸悪の根源はなんだ。少女マンガか?あのね、王子様を見つけるよりも、ごく普通のなんのクセもない男性を見つける方が難しいんだよ。

現に、ほら私。こんなに女性に噛みついちゃってさ。本題からかなり逸れちゃったし、めっちゃクセ強い女じゃん。本当は綾瀬はるかとか井川遥みたいにほんわかした可愛らしい癒し系になりたいのに絶望的に無理だし。まぁそのくらい普通を探すのは大変なの!多分!

 

それはいいとして、夢見がち問題。何事もスマートにキメてほしいのは分かります。でもそれが出来ないのは経験値とかの問題であって彼は分からないから出来ないのであって、責めるより共に学ぶのはどう?という提案です。初デートで道に迷って徒歩でウロウロすることになったらどうする?

「まじかよ・・・最悪」と思うのか「ちょっともー!グーグルマップ見せてよー!ハイ着いてきて!笑」と言うのか。

そこで女としての勝敗が分かれるだろう。そんな気する。多分。

 

ラーメンはだめ。

 

もう逸れに逸れまくったラーメン問題ですが、結論としてはみなさんお分かりの通りです。

初デートの際、ラーメンだけは避けてください。じゃないと女の子と付き合えません。言い切ります。初デートでラーメン誘ったら次はない!

この度ここに証明されました。初回デートはチェーンじゃない飲み屋さんか、ちょっとムードのあるお店を予約すること!!よろしくお願いします!!!(女心勉強してくるわ・・・)

0.1秒ですべてが決まる

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自然な出会い

出会ってかれこれ8年目。もう15年彼女がいない男友達がいる。いつかは結婚したいと思っているんだろうけど恋人を作ろうとする意欲を感じない。彼だけではなく「恋人できたらいいなー」と言っている40代独身の友人はみんな揃って受け身だ。

なんでだ?疑問。友人はよく「恋人といちゃいちゃしたい~」と言ってはいるが、だからと言って積極的にそういう飲み会に参加するでもなく、相談所的なものに登録するわけでもない。ひとつの場所にとどまり続けて何が向こうからやってくると言うんだろう。

そして耳にタコができるほど聞いたセリフがこれだ。

「自然な出会いがほしいんだよね。パーティーとかじゃなくて、もっと自然なやつ。」うん、わかるよ。その方がいいのは。でもさ。この8年で自然な出会いって、なかったじゃん?目と目が合ってドキッとするような、雷が落ちるような運命の出会いみたいなやつ、なかったじゃん?8年見てきた私は知っている。

ない。そんなものない。待っててもそう簡単に「運命の出会い」なんか巡ってこない。自分から動かないとこのまま何も変わるタイミングはないのよ。つーかね、待ってんじゃないよ。

 

始めることがめんどい

 

ただ、婚活や恋活をするにしても40才も過ぎるとなかなか腰が重たくなるのもよくわかる。正直、めんどいよね。始める前から文句言ってちゃ始まらないけど。私も今までみんなに散々言ってきた。「数撃ちゃ当たるからとりあえず動け」と。確かに飲み会に行かないよりは行った方が出会いは広がる。でもあの自己紹介から始め、趣味はなんですかぁ?とか休みの日は何してるんですかぁ?とかさ、もうすんごい面倒くさいのよ。全部すっ飛ばしたい気持ちはわかる。

 

個人的には出会ってから付き合うまでが1番楽しいと思ってる。「付き合おっか」の言葉が出るその瞬間のために釣り糸を垂らし続けている。大袈裟じゃなくそこに自分を懸けている。(もちろんお付き合いが始まれば当たり前に幸せだけど、私の熱量は70パーくらいになっていることが多々ある。)そしていつからか恋の醍醐味とも言えるその部分ですらもう億劫に感じている。

 

若いときはなんなくできてたことが、今はもうキツイ。これが単に老いとするなら最早仕方がないと思う。でもこの老いが私たちの未来を妨げているのならば。黙って見ていてはいけない気がした。だってどうするよ。今でさえ肩が痛い、腰が痛い、首が痛いって身体の話が多くなってきたのに。誰かそろそろ恋をして胸が苦しいとかデート前に緊張しておなか痛いとか、そういうの聞かせてよね。それにしてもいつから私はデート前のおなかの痛みが消えてしまったのか。寂しい。

 

友人を見てると思う。長年1人でいると自分の時間の使い方が上手になってくる。土日は自分の好きなことに没頭したり、友達と遊んだり。多少飲みすぎて帰っても次の日の自分が少しツライ程度で誰かに迷惑をかけるわけでもない。恋人がいる生活を本当に自分が望んでるのかわからなくもなるだろう。何かきっかけがないと自問自答なんてしない。これを機にちょっと考えてみるのはどうだろう。

 

きっかけはなんでもいい

 

たとえば結婚を考える理由としてあげられるのは

・老後ひとりだと寂しいから

・将来が不安だから

・子供が欲しいから

・親孝行をしたいから

とかね。

 

結婚を考えない理由は

・ひとりが気楽だから

・ひとりでも何も不自由がないから

・パートナーがいるメリットがわからないから

とかね。自分の気持ちがどれに当てはまるかで必要か不必要かわかるはず。

 

最初に絶対聞かれるやつ

 

自分の中に結婚は必要ないかな~ってことならこれ以上言うことないんだけど、もし結婚もありかもね~ってことならとりあえずできることをして出会いに備えておこう!この準備がとても大事。 

よくある質問には答えを用意しておく!

・趣味は?

・休日の過ごし方は?

・タイプの人は?

・長所は?

・短所は?

その他、何をしてる時が楽しいのか、好きな食べ物は何か、好きな場所はどこか、言われて嬉しかった言葉などセルフコーチンをして試しに3つずつ書き出してみる。自分のことを知っているようで知らないことってあるからおすすめ。テンプレを用意しておけば新しい出会いの場で毎回使えるしね。

 

0.1秒で落ちるか落ちないか

 

人は出会って0.1秒で恋愛対象になるかならないかを判断しているそうです。もう会ったその瞬間に決まっちゃうんだね。一瞬の判断で「好き!」と感じても、そこから相手にアプローチをかける確率は女性が5%、男性は2.4%とどちらも少数。少なすぎるだろ~。どうなってんの。私が前に紹介したような連絡先を自分から渡したり声をかけたりという行動にでることはほとんどないみたい。いや、このデータ本当に本当なの?みんな何考えてんの??

どうしてなの??

 

世界の人口が約73億人。一生のうちに出会える人数なんてめちゃめちゃ少ないのよ。その中で恋したり失恋したり結婚したり離婚したりしてんだよね。73億人のうち、日本人口が1億2千万人。そのうち15-64才が約6割だから約7200万人。年齢がかなり幅広いから参考にならない数字だけど例えば20-40代が4000万人いるとしてもその中で知り合ったり、仲良くなったり、親友になったり、恋人になったりの確率ってすごい僅か。

世界規模で考えたら親しく会話ができる人に出会う確率が2400万分の1。友人と呼べる人は2億4千万分の1。親友が24億分の1と言われているらしい。これだけでもう奇跡と呼べる。もう奇跡起きてる。だから出会って0.1秒で特別な何かを感じてしまったら「奇跡がすでに起こった上での」なんだから何かアクション起こすしかないのよね。

 

臆病なわけじゃないのか?

 

ここまで書いてきて思ったけど。あれかな?別にアプローチして振られるのが怖いんじゃなくて、単純に惹かれるひとに出会ってないってやつ?それ待ちなの?だからずーっと受け身で待ってるの?

そんなこと言うやつ「上から言ってんなよ~!何様だオマエ~!アプローチされたらありがたく頂戴しとけや~!」って思ってたけど、もしかして。鈍ってるのかな?アンテナが。壊れてんのかな?その可能性も大ありじゃない?やっぱなんでもメンテって必要だからね。恋にも必要だと思う。恋においてのメンテ作業はそこもやっぱり恋によってだから、別に好きじゃなくてもとりあえず付き合ってみるとかさ。好感が持てるひとなら「とりあえず」は十分な理由になる。

恋愛の仕方・付き合うことを思い出すレッスンをしていただくと解釈して、軽い気持ちで付き合ってみると「あ~付き合うってこうだよね。こういうとこ気を遣うよね。こういうとき楽しいよね。」って少しずつ思い出せるかもしれない。

 

そうするとどんどん恋愛が身近になってきてアンテナも復活して恋愛体質に少しずつ近づけるかもしれない。少しでも自分の中に「その気」を定着させることが大事だと思う。小さな芽が出たらそれを枯らさないように大切に育ててください。この記事は親愛なる友人Tに捧げます。

15年で終止符を打てますように。 

first love case1

f:id:otoshikata:20180725224824j:imageこんにちは。ヒラネコさんです。ブログを読んでくださってありがとうございます。人のことばかり好き勝手に言ってきましたが、自分のことも書いていこうと思います。

今回書いたのは私が19才の頃の話です。誰にもこんなにきちんと話したことはないので恥ずかしさもありますが、当時を思い返す良い機会でした。余りにも時が経ってしまったので、ものすごく綺麗な思い出になっていることに気づき、成長を感じています。当時はこんな風に痛くも痒くもなくなるなんて到底思えなかったからです。

 

19才の私は毎日のように泣いていた気がします。もうあれほど振り回されることは無いんだろうなと思うと少し寂しくもあります。

タイトルがfirst loveなので、ウソでしょ?と思うかもしれません。確かに幼稚園のときに仲良しの男の子はいたし、小学校でもカッコイイと思ってる男の子はいました。でも、この人のことをすごく好きだと自覚したこと、それから私の人生は変わったので私の中ではこれが初恋なんです。正に、私の青春がそこにはありました。

 

first love

恋が始まれば初恋のように毎日が輝き、いつでも思いを募らせ、眠る前には大切な人を思ってしまう。今でこそ多少の経験を積んで、ちょっとやそっとのことでは傷もつかない頑丈な大人になったような気がするが、あの頃は眠れない夜も多く、悲しいとか切ないが溢れていた。真っ直ぐに一人の人を追いかけ、振り回されている。それが私でした。19才の時に好きになった人は彼女のいる人だった。彼との出会いは20年近く経った今もまだ鮮明に覚えている。(もうすぐ20年だなんて誰かウソだと言って欲しい。)

 

19才の夏、私は仲の良かったY君の家にMちゃんと遊びに行った。Y君は不在だったけど私とMちゃんはいつものように音楽を聴いたり歌ったり、居座らせてもらうお礼としてカレーを作ったりして過ごしていた。居心地の良いその部屋でゴロゴロしているうちに2人とも寝てしまい、明け方目が覚めると家主のY君とTがタバコを片手にこっちを見ていた。

 

無意識のうちに目が合わないように逸らしていたと思う。Tのことは学校で何回か見かけたことがある程度で話したことはなかった。彼はギタリスト科で、アンサンブルのクラス(ドラム・ギター・ベース・ボーカルでセッションをする授業)で一緒になったことがあったが、その中でも圧倒的なオーラを放つ存在だった。

少なくとも私の目にはそう映っていた。やけに目立つ人だなと思っていたけど、今思えばそれは私がすでに目で追っていたからかもしれない。(とにかく顔がめちゃくちゃにタイプだったの。ほぼチバユウスケ。どタイプなわけ。タバコもラッキーストライク吸ってたから私もラッキーにした。わかりやすく、そんな女。)


寝ぼけていた私はTの視線を必死にかわしながらドキドキしていた。目が合ったらもうダメだ。まずい。と私の中の何かが訴えていたからだ。そこには何もかもが揃っていた。心地よく冷やされた6畳くらいの狭い空間に流れるブランキージェットシティー。タバコの煙とTから放たれる危うい男特有の匂いと筋張った指で弾くシルバーのグレッチ。


まだろくに恋愛経験のなかった私には強すぎる刺激で、Tのような危なっかしい男を無視する術を私は知らなかった。話せば話すほど引き込まれていく。たった1日で私の頭の中はTでいっぱいになっていた。理想をそのまま形にしたような、そんな人だった。Tの薬指にはシルバーのリングが光っていた。

 

その小さな部屋は今思えば青春の象徴とも言える。あの部屋で仲間たちと好きな音楽を聞いて、野望とも言える所謂、未来予想図を語り合っていた。(武道館をいっぱいにするには、どんなアーティストにならなければならないのか、そのために今どうすべきかみんなが熱くなって話していた。)私たちは本気でなんでも出来ると思っていたし、出来ないかもしれないなんて思ってしまったら絶対に自分の中の恐怖には打ち勝てず、音楽に人生を賭けて生きることなどできないことを理解していた。

 

自分を信じてとにかく突き進むしかなかった。同じ場所を志す者同士、お互いに諦めることを許さない気持ちでいたから結束は強まるばかりだった。

 

毎日のように東十条のその家にみんなで溜まって朝まで遊んで、寝ないで学校に行って音楽三昧の日々を送っていた。Tからはたまに連絡が来ていたけど、私からはほとんどしなかった。なんとなく怖かったから。当時20才だったTの指に光るリングはもちろん結婚指輪ではなく、長い付き合いの彼女との約束の印だった。

 

「今どこいる?俺、駅にいるんだけど。」

 

何度もこんな連絡が来るたびに「期待しちゃダメだ。」って自分に言い聞かせて、一方で何か特別なことをどこかで期待しながら会いに行った。

 

女の子の扱いに慣れていたTは簡単に私を2番目の彼女にした。

「みんなには内緒ね。」

私は全然大したことないフリをして笑顔を見せながら、その言葉に傷ついていた。

 

本当によくある展開でなんかもう思い出すと恥ずかしい。その後くっついたり離れたりを23才くらいまで繰り返し、私は後に結婚する相手となる男性に出会ったことでTとの決別を決めた。それから何度かTから連絡は来ていた。そこにはいつも「忘れられない。やり直したい。会いたい。」そんな言葉が並んでいた。正直、当時はまだ好きな気持ちはあったし、迷いもあった。でももう振り回されることに疲れきっていた。(若い〜!!)

 

この話を書いている時に、偶然にもTから久しぶりの連絡があった。何年ぶりだろうか。今年の夏の異常気象についてと私の体調を気遣っている内容だった。あの頃の私だったら動揺していただろうが、今の私はこれっぽっちも揺れることはない。心が全く動かない。全く。

あんなに「これ以上好きな人にこの先出会えるわけないもん(T_T)彼以上の人はいないもん(T_T)」と泣きまくって友達に慰めてもらっていたのに。自分の気持ちがこの世で1番信じられません。

あれから何人か好きな人ができました。紆余曲折ありましたが今は今でとても幸せにやってるので、私はこれからも大丈夫です。今となっては3人の子供の父親である彼に幸せでいてほしいと心から願います。(彼は当時の彼女と無事結婚しました。)

あ〜ほんと大好きだったな。あの顔。

 

私たちが出会った特異な男性

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付き合ってしばらくしてから少しずつ明るみになっていく真実。そんな隠し球持ってたんか!なんで付き合う前は見せてくれなかったの!もっと早く知ってれば・・・

事前のリサーチが足りなかったがためにとんだ仕打ちを食らった女の子たちのアレコレを集めてみたら、まぁ出てくる出てくる。

ある意味大当たり!みたいなのがわんさか出てきました。こうなったらもうみんなに笑ってもらって、後味の悪い思い出たちに成仏してもらおうかな!これであの頃の行き場のなかった思いも浮かばれる。

覚悟はいいですか?

では、始めます。

 

自己防衛本能ってやつ!

高校生の頃、2年片思いしてた彼と初めてキスをしたとき何故か気持ち悪いと感じた。その時は何故だか分からなかった。

すぐに別れてしまったがその後、結婚した彼が淫行で捕まったという噂を聞いた。きっと野生の勘で拒否してたのかも。

主演男優賞差し上げます!

タイタニックを見に行った帰りに、大通りの真ん中で、抱きしめていい?って言われた。

仕方なく抱きしめられた・・・そのうち俺なしじゃいられなくなるって言われた。

大丈夫、人気者だよ!

自分のお誕生日に私以外の女の子から何人メッセージが来るか超気にしてる人だった。

後日、何人から来たと思う?とか聞かれて、はー仕事しろよって思いつつ聞いてみたら結局3人だった。しかもそのうちの1人はお母さん

 本当は大好きなくせに〜!

家にアイドルの写真集があったから、これどうしたの?って聞いたら友達が誕生日プレゼントにふざけてくれたんだ(笑)って言ってたけど、この歳で(30歳くらい)誕生日に写真集なんかもらわないと思うし、同じアイドルのDVDも車にあった。それ見てたら、みんなが制服で出て来るのがあってテンション上がってるの見て鳥肌たった。

ギリッギリアウトです!

コスプレの話のときにランドセル背負ってほしいって言われた。

まずは瞳に乾杯しよっか!

外で食事しようとお店に入るとお冷やが出てきた。なんの躊躇いもなくそれを無言で飲んだら、もう!いつもそうやって一人で飲んじゃうんだもん!ハイ、乾杯!って水のグラスを向けられた。お水をチーンてした。

アナタが賀来賢人ならそのセリフ許可するわ

私たちって何がきっかけで仲良くなったっけ?って聞いたら、忘れちゃったね、でもこうなったのは仕方ないんだよ。お前がイイ女で俺がイイ男だから、こうなるのは仕方なかったんだよって言われた。 

もう永遠に外さないでいて

いつもサングラスをかけている人だった。デート中に、目が見えないからサングラス外して?グラスに私が映ってて気になるしってお願いしたら、外しても俺の目にはお前が映ってるけどねって言いながら爽やかにサングラスを外した。一応外させることには成功した。

雨に弱い男

大雨と強風だった日。「折りたたみ傘さしてたんだけど傘が痛んじゃうから気になってさすのやめた~(汗)」え?? 別日には「トートバッグの中にたくさん水が染み込んできてる(汗)」って本気で焦りながらタオルでバッグの中をすごく神経質に拭いてた。  

用意周到にね!

初めてのお泊まりのとき。ラブホに泊まろうとしたら予約できるなら事前にしておきたいって言い出した。できるのかなー?と調べだして、しまいには電話で確認までしてた。

国籍はどちら?

20代の頃の彼氏と沖縄に行く話しになった時に、オレ、パスポート無いしなぁって言ってた。バカ過ぎてガッカリ。

10倍返しな?

飲みに行って会計の時に、あ!一万入ってると思ったら千円札だった〜とか驚いてるフリする。舌打ち出る。

彼の癒しアイテム 

お世話になってる社員さんで、すごく素敵な方でカッコいいんだけど、かなりのアイドル好きって聞いて引いた。アイドルの写真のクリアファイルとか使っててナイな。と思った。

一房、大体5〜6本

ホテルに行った時、彼氏の持ってきたバッグが異様にボコボコしてたからなんだろ?と思ってたら「お願いがあるんだけどこれ食べてくれない?」とバナナ1房出されて、リベンジポルノとかしないから動画撮らせてと言われた。断る!!!

今日のオレもイケてる?

少し好きだった人とショッピングデートをしてたら隣にいるはずの彼がいない!店内を探してみると全身鏡の前でなぜか決めポーズ

それも、鏡があるたびに立ち止まってポーズ

なぜかその後洋服買ってくれたから、ま、いっかーと思ったけど連絡は絶った。 

壮絶カウントダウン

彼と初めてのお泊まりをした大晦日の夜。地鳴り?ってくらいの突然の大きな音にビックリして飛び起きたら、隣で寝てる彼氏のイビキ。あまりにもうるさ過ぎて、起こしても起きないから仕方なくホテルの電話の受話器でど突いたら寝たまま笑ってた。その笑顔が気持ち悪くなってそのままタクシーで帰宅。当時の私は若かったから少し冷たかったかも。

雨に弱い男アゲイン

出会って何回目かのデートの途中で雨が降ってきた。あー濡れちゃう〜って自分の身体で濡れないように守ったのがサマンサタバサの男版みたいな、黒のキラキラがついてるようなバッグだった。

 

あれ・・・これ俺じゃない?っていうのありましたか?きっと、これの何がいけないの!?っていうのもあると思います。

でもこれね、生理的価値観の違いとしか言いようがないので、細胞レベルで拒絶してると解釈してほしい。

笑っちゃう気持ち悪さから、笑えないのまで勢揃い。甲乙つけ難い。忘れないでいただきたい。ここに書いたのは私が収集できたごく一部なのだと言うことを。もっとヤバいのがどこかに隠れていると言うことを

ご協力いただきました皆様。皆様の貴重な経験がこんな形で活かすことができました。今後もまた不思議体験を思い出しましたらご報告をお願いいたします。

 

そのうち俺なしじゃいられなくなる

お気に入り(笑)

パートナーに不満がある時の伝え方

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パートナーに不満がある時、ケンカにならないような上手な伝え方。ケンカはしたくないけど言いたい!って事ありますよね。

今回、Kちゃんから押し付けにならないように自然に上手に不満を伝えたいけど、コントロール感は出したくないとリクエストをいただきました。

そうだね、一方的な言い方は良くないし、そこに思いやりも一緒に伝えられればケンカに発展しないで済む気がします。

 

 どんな時に不満を感じる?

 

どんな時にどう不満を感じたのか聞いてみると

自分のためにパートナーがしてくれたことを余りに主張されると、少し押しつけがましく感じたり、イラっとすることがある。それはあえて言わないでいいんじゃないの?言わない美学ってあるよね?

ということでした。

 

あるある~。良かれと思ってしてくれたのはわかるんだけど、そんなにリアクション求められてもなぁ・・・別に頼んでないしなぁ。なんて可愛くない気持ちになること、あります。あれはなんだろうね。

こっちも迷惑に感じてる訳ではないし、むしろ嬉しいこと、ありがたいことのはずなのにせっかく〇〇したのに・喜んでくれると思って・なんで分かってくれないのそう言われた途端にイライラがむくむくと湧いてきて「うん、ありがとうね。でも私、頼んでない。」そんな背筋も凍る言葉を言いそうな衝動に駆られるんです。

でもこれは絶対に口にしちゃダメだもんね。これじゃ話し合いにはならないしただ相手を傷つけるだけ。

 

私史上最悪のクリスマス

 

私にもあったなーそういうの。彼が私を喜ばそうと思ってしてくれたことが、私にはあまり届かなかったこと。以前付き合っていた人が初めてふたりで過ごすクリスマスイブの時に、すごくすごく頑張って素敵なホテルを取ってくれた。でも夕ご飯の後、軽く散歩をしていたら体が冷えたからなのか酷い頭痛が襲ってきてしまい、素敵なホテルの部屋で休んでいるうちに日が変わってしまった。

そして私史上、最も悲惨なクリスマスが幕を開けた。

目が覚めると部屋は薄明かりが灯り、頭はまだぼんやりとしていた。携帯の液晶に目をやると、そこには25日の文字。カーテンの隙間から見える湾岸のイルミネーションが頭を刺激し、ふと視線をずらすと彼はソファに座っていた。私に背を向けて静かに俯いていた。テーブルにはビールの缶と吸い殻の溜まった灰皿。瞬時に私は察した。彼は泣いている。

 

:ごめんね?大丈夫?ちょっとまだ具合よくな・・・

はぁ・・いや・・俺さ・・なんか自信なくなってきちゃった。愛されてる自信ないよ。こんなんじゃ。せっかく初めてのクリスマスでさ?俺こんなバカみたいに高い部屋取ってさ?6万くらいするのにこんな・・ずっと一人で過ごして・・具合悪いのは仕方ないんだけど・・はぁ・・本当は散歩の後は部屋で映画見てゆっくり過ごすはずで、その後はゆっくり話ができたらって思ってた。

 

私はただ黙って彼の言い分を聞いていた。正確に言えば言葉を失っていた。もっと正確に言えば心のシャッターがその時閉じかけていた。そしてこうも思っていた。

はぁ・・って私もため息だわ。こっちも好きで寝てるんじゃないのに。体調悪いのに全然心配してないの?大丈夫?とかなんか一言もないの?なんだよもう最悪なクリスマスだなこれ。今すぐ帰りたい。

 

その後、私は謝りながらも違和感を感じていた。なんか違う。気持ちを伝えて修復して前に進みたいのとも違う。ダメだ。実はもうダメだと感じていたがそれを見ないふりをしながら迎えたクリスマスだった。

彼には彼の思いがあり、私には私の思いがあった。そんな聖夜でした。こんな風に気持ちがすれ違っている私たちがうまくいくわけもなくサヨナラになりました。

思い返してみてもどこかモヤモヤが残りますが、こうして揉めるときはどちらか一方が悪いってことはないので私にも反省すべき点があると思います。

 

私の反省すべき点

 

なんであの日の私は体調を完璧に仕上げて来れなかったのか。そこに尽きます。そこだけが本当に悔やまれます。

人はどうしても慣れてしまうもの。私はシティーホテルの普通の部屋にはもう一切驚けないと思います。部屋に入って「きゃー!すごーい!」とかもう無理なんです。それがいくらクリスマスイブでいくら素敵な夜景が広がっていても。六本木やお台場や汐留の見慣れた夜景には特に何も感じません。何度も経験したので仕方がないんです。本当はみんなそうでしょ?ね?

この話を踏まえて次のテーマを読んでみてください。

 

「察する」と「言わない美学」 

 

さっきの私の経験談に当てはめると

そんなに高い部屋を用意してほしいなど望んでいない:具体的な金額を言うなんて品がないでしょ。そこは言わない美学。けど私も彼の思いを察してもっとオーバーに喜んだり、悲しい気持ちにさせた時に優しい言葉をかけてあげられたんじゃないかと思います。

 

誰かのために何かしてあげるとどうしても感謝されたくなってくる。初めは純粋な好意だけで相手を思いながらできていたことでも、相手がそれに気づかないままで、労力や思いに見合った言葉をくれないと、いつしかそれは不満に変わるものかもしれない。

 
あなたはどうだろうか。あなたは一生懸命、家中をピカピカに磨き上げ、お料理も腕を振るって相手の好きなものを用意した。一日中家事を頑張って結構クタクタだ。帰ってきた相手はいつもより少し片付いてるなーと感じたぐらいで大した反応もないしかも夕飯も済ませてきたと言う。

 

そういう日が何日も続いたら物足りなくなるはずだ。見返りを求めてやり始めた事ではなくても、なんかちょっとくらいないの?ってなってしまいそう。

 

自分のために何かしてくれたことに気付いたのなら感謝の気持ちを述べるべきだ。そこに言わない美学は通用しない。しかし察してほしいは少し傲慢かなと思う。察することは苦ではないし、むしろ自発的にしていきたいけどこの場合は相手に望むことではないと思う。自分にできることが相手もできると思ったらいけない。

 

気付いてほしいなら言っちゃえばいいと思うし、してくれたことに対して察することができなかったら気付かせてくれた時に感謝を表せばいいだけ。でも基本的には何かをしてあげる時は、自分が好きでやっていることだと納得してやるのがいいと思う。見返りなんか求めるから自分が辛くなる。

 

話し合いのときの空気感

 

話し合う上で必要なことは、私はあなたの味方であって決して敵ではないんだよ、という確かな信頼関係がベースにあることを空気感で伝えることかもしれない。空気感は、話す時の態度や声のトーン、表情で作られる。

怒っていること、気になることを感情的に伝えてもきっとその熱量だけが目立ってしまって、冷静な話し合いにはならない。 相手の気持ちに寄り添う姿勢が見えないと相手は辛いだけだ。

もし私があの後彼と話し合えたとしたらこう話すだろう。

一緒に楽しく過ごすためにいつもたくさん考えてくれてありがとう。クリスマスの部屋、すごく素敵だったね!嬉しかった!でもあの時ふたりとも優しくできなくて悲しかった。体調悪くなったのもごめんね。私は部屋で一緒に過ごせるだけで幸せだから来年は豪華なホテルじゃなくて部屋でケンタッキー食べて過ごそう!

感謝を交えながらも次回はこうして欲しいと要望も伝える。不満だ!とぶつけるのではなく改善に向けての未来ある話し合い。突然爆発したり、過去を蒸し返したり、伝え方を間違えると相手のプライドを傷つけたり一緒にいて疲れる存在となってしまうので注意が必要。

 

できたら隣に座って相手の手を握ったり、自分の膝に相手の手を置いて自分の手を重ねたり、相手の肩や背中に触れたり、軽いボディータッチをしてぬくもりで安心感を与えながら話してみると良いかも。

Kちゃん、少しでも役に立てたらいいな!応援してます。

間違っても私のように最後の最後でブチ切れないように。(結局失敗しちゃった!笑) 

隙がない女のなにが悪いのか教えて

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正面からケンカを売ります。男たちに。

隙がない女って、なんか可愛くないんだよな~。お前、隙がない女だからダメなんだよ。隙がない女って、俺はちょっとナイかな。こんなこと、言ったことありませんか?男たちよ、よーく思い出してごらん。

 

あなたは隙がある女性ですか?それとも隙がない女性ですか?あなたは隙がある女性が好きですか?それとも隙がない女性が好きですか?

 

前回の記事で「女の子には可愛げがないと!=適度に甘える、適度なおバカな女を目指そう!」と高らかに宣言しました。

 

そこでEちゃんから質問が。「可愛げがある女と、隙がある女ってイコールなの?私、隙がないって言われるんだけど。」

 

隙ねぇ・・・分かんないけど何か違うような。そんなに遠くない気もするけど、何がどう違うんだろうか。隙があることも含めて可愛げなのか。全く別モノなのか。そこで、友人にインタビューしてみました。 

 

そもそも隙ってなんなの? 

 

「この子隙あるな~って思うのどんなとき?どんな子なの?」

P(男):隙=ブラ紐見えてる。常に見えてる子=ぶりっ子=バカ(見せようとすると、見せてる感が出ちゃう)見えてることに気付いて直してたら合格!

  

H(男):思わせぶりな態度を取られたら隙があると思う。あれ?これ俺イケんじゃね?と思わせるとかね。

 

T(男):隙はマイナスの言葉かなー。可愛げはプラス!同じ事の裏表とか?否定的な時に使う感じする。 

 

A(女):携帯の画面割れてるの気にしない子。パンツ透けてたり、口が半開きだったり。 

 

E(女): お酒に弱い感情の起伏が激しい。フラットな人の方が付け入る隙がないイメージ。いじっても無反応な人って落とし甲斐なさそう。

 

K(女): パンツ見えそうな子。

 

S(女): 酒に呑まれたり呑まれたフリをする子。本当の酔っ払いはただのおっさんしかいない。

 

T(女):天然なイメージ!若干の計算あり。天然を自覚してる。

 

(女):全体的にルーズな感じ。おっちょこちょいでもある。なんとなくだらしないっていうマイナスイメージ。

 

 

みんなの話を聞いていて思った。思った!

何かある。これは何か裏があるぞ絶対。確信した。アガる。

 

徹底大討論!!

 

隙がない=固い!みたいな、少しマイナスな印象なのはなんでなの?こうして聞いてると隙がある女の子って全然良い印象ないのにね。隙がないってもしかして本当はプラスなんじゃないの?なんでこんな良くない印象を持つようになったの?なんか理由があるはず。なんだろう。」

 

S(女)「そっちが誘いやすくしてよ~っていう男の小心の表れなんじゃないの?大人になったら上手く行くとわかった人にしか告白しないみたいなこと。一か八かの告白なんて10代まででしょ。(裏切られる事はありますけど・・・)」

 

E(女)「あーそうだね。そーいや男は臆病な生き物だから女の人が導いてくれなきゃ!みたいなことも言ってたわ。」

 

T(男)「もしかしたら男目線の言葉かもね。できるできない的な。」

 

(女)「なんか男たちに踊らされてた感あるわ・・・」

 

E(女)「隙がないからダメなんだよ!ってよく言われたからマイナスポイントかと思ってたー。」

 

K(女)「なんか、腹立ってきた。男みせろよー!」

 

この議論に今日決着をつけようか!

 

隙がある、隙がない。隙がある、隙がない。誰だよ隙がない女ってちょっとねーって言い出したやつ。「なんか固いんだよね!お酒飲まない子もだめだわー。やっぱお酒入ると少し開放的になるし、そっから腹割って話せる気するんだよね。」

 

知らんわ。一生言ってなさい。

 

ブラ紐見せてる女と呑んどけ。

 

で、結局隙がない女って?

 

大体さー男の人が言う隙がないってさ、こんな感じでしょ?

 

弱みを見せない

全部自分でできる

人を頼らない

オトコより強いオンナ!

みたいなね。

 

これ言い換えたら

 

弱みを見せない頑張り屋さんだよね。健気。

全部自分でできる→自立しててかっこいいし立派じゃん。

人を頼らない→てことは頼りになるってことですね。

 

「完璧だと取り付く隙がないんだよねー。」ってそれ自分じゃその完璧な子を落とすほどの会話の魅力も内面の魅力も顔面の魅力もないって事じゃない?

 

男側の力不足で女の子落とせないだけなのに、それを女の子の隙がないせいにしてるだけなんじゃないの?

 

あのねぇ、ほんと怒るよ?(燃)

 

女の子のせいにしちゃダメ!なんなのほんとに!もう!

 

と言いつつも実際いるよーー!隙がない+可愛げのない女の子。緊張感とかプレッシャーとかビシビシ与えてくる人。いる。息苦しいとまで感じさせてる人。いる。女の私から見ても、女であることをうまく使って生きていけばいいのにねーと思います。

 

結果、両者引き分け!

 

だからこうしてみるのはどう?

 

弱みを見せない→たまには泣きなよ、弱音とか本音とか吐きなよ。

全部自分でできる→硬いビンのふたとかは「お願い!」って男性に頼んで、高いとこの電気の交換もお願いしよ。無理しない。

人を頼らない→ここはひとつ信用して任せてみて。

 

 

男性って単純にできてる。分かりやすいのが好きだから。甘えられたら嬉しいし、頼られたら頑張っちゃうし、褒められたらやる気出るし、女の子が分からないことを教えてあげて「すごーい!」って言われたら喜ぶし、美味しいもの食べたら幸せだし、晴れてたらそれだけでアガる。そういう風にできてる。

 

隙がない女の子だって多分、甘え方が分からないだけでやってみれば簡単なこと。甘える、頼ることは弱いからするんじゃなくて相手を信用してるから出来るこの人は甘えたときに受け止めてくれる、この人なら頼ったときに気持ちを分かってくれるから安心だな、って。

 

結局は男がそう思わせてくれないから甘えられないんじゃないの??(再燃)

わかってくれた?

 

だけども。女の私たちもやっぱ男のせいにばっかできないのよ。意地張ってひたすら頑張ったところで言われるのは労いの言葉でも感謝の言葉でもなく隙がないですよ。なんて残酷な・・・もうやめようよ・・・甘える方が楽だよ。楽がすきだよ私。

 

てことで私たちどーする?

 

こちらはこちらで、すべて分かった上で出来ない女を多少演じることも必要かもね。でもそれで上手く回るならそれで良くない?その方がよっぽど可愛い女だよ。間違いない。愛される。

 

 T(男)が良いこと言ってました。

隙は無自覚だけど可愛げは自覚出来るから自分で磨くことが出来る!好きな人にモテるためには隙はなくてもいいかも。可愛いげは必須。

その通りかもしれない。可愛げはこれからいくらでも増産できる。努力次第だ。やり方分からない子は最後まで読んで。意地張らず、今よりも少し力を抜いて、凝り固まった考えを柔軟に。そんなハイレベルではないよね。ゆるっといこう。

 

一緒にいると楽しくて笑うことが多かったり、美味しいごはんを一緒に食べて幸せだねーってほっこりしたり、くっついて寝てるときにホッとする。そういう存在はお互い心底安心できる。

 

隙を見せるのは、好きな男の人の前でだけ。

 

彼氏いない女の子。平成のうちに作ろ!とりあえずアレだな。夜景デートしてソワソワしながら、そっと手でも繋いでみなよ。こっちから。

 

あとはなるようになる。

 

そういう風にできてるから。